自分の身は自分で守れと教わりました。シイナです。
私は今、人生で初めて購入したノートパソコン(ASUSのVivoBook S13)を使用しています。
このパソコンを購入したのは2019年1月なので、OSはWindows10です。
そして、最初からウイルス対策ソフト(セキュリティソフト)として「マカフィー リブセーフ」が入っていました。
どうやら無料のお試し期間が適用されているらしく、そのまま何も問題なく使用してきたのですが、あっという間にもうすぐ期限となります。
よくわからないまま使ってたんだけどね♡
そこで、セキュリティソフトについて少し考えなくてはと思い、この記事のタイトルになったのです。
「Windows10でも、セキュリティソフトって必要なのか?!」
結論として、私はセキュリティソフトが必要だと感じました。
(ちなみに、今現在は「ノートン セキュリティ」 を使っています)
今回は、セキュリティソフトが必要だと考えたわけをまとめておきます。
Windows10には無料のセキュリティソフトがある
Windows10がリリースされてから、しばらく経ちます。
私が購入したこのノートパソコンもOSはWindows10です。
Windows10には、最初からセキュリティソフトが入っています。
その名も「Windows Defender」。
これはMicrosoft社が開発・提供しているセキュリティソフトです。
Windows専用で、もちろん無料です。
しかも、ダウンロードやインストールの手間なし、何クリックかすれば設定できてしまうという簡単さ。
Windows Defenderは、Windows8以降のOSには標準搭載されています。
以前(Vistaくらい)はMicrosoft Security Essentialsという名前でしたが、そのころから無料で使うことができていました。
Windows Defenderの設定方法
私のパソコンには、最初からマカフィーが入っていたので、ほかのセキュリティ対策ソフト(Windows Defenderを含む)は無効になっていました。
セキュリティソフトやウイルス対策ソフトを使っていない場合には、ここで「リアルタイム保護」をオンに設定しておきましょう。
Windows Defenderの性能は
そこで気になるのがソフトの性能です。
Microsoft社は、パソコンのウイルス対策の専門ではないですし、無料だとちょっと心配になってしまうのが日本人らしいところ。。
ということで、Windows Defenderのスペックを調べてみました。
まず、このソフトの基本機能は以下が主なものです。
ウイルス対策と、デバイスの正常保持、ファイアウォール保護の3点がそろっているので、セキュリティソフトとして必要な機能はカバーされています。
さて、この中でも、ウイルス感染の危険に直接影響してくるのは「ウイルスの脅威の防止(ウイルスの侵入を防ぐ)」の項目です。
ウイルス対策ソフトの大きな役目です!
では、Windows Defenderはどれほどブロックできるのか、数字で見ていきたいと思います。
判断基準となるAV-Comparativesのテスト結果
私たちが、セキュリティソフトの性能を判断することはできません。
なので、ソフトのスペックや速度の検証・評価を行っている第三者機関である「AV-Comparatives」というテストによる結果を参考に考えます。
中でも、リアルワールドテストと呼ばれる、現実に近い状況でのテスト結果を見てみたいと思います。
このリアルワールドテストは、2018年3月(現在の最新)結果です。
このテストは、この4項目でチェックされます。
Microsoft社以外にも、たくさんのセキュリティソフトを開発・提供する会社がテストを受けています。
この中で、Microsoftと表記されているものが、Windows Defenderになります。
この結果から、Windows Defenderでは防げなかった攻撃はなかったことがわかります。
マカフィーなどの有料ソフトでも赤の表示があるので、この結果は満足できる内容ではないでしょうか。
赤の表示は、実際に攻撃されてしまったことを表しているので、無料のセキュリティソフトでこの実力はなかなかといえそうです。
しかし、注意しなければならない部分があります。黄色の占める割合の高さです。
黄色の表示は、ユーザーの設定に依存して防げる攻撃を表しています。
つまり、ユーザーの設定次第では防げない攻撃と読み取ることもできます。
この黄色の割合が、Windows Defenderだけダントツで高いんですよね。
他社を見ても、赤があって黄色がないという場合も多数。
これは、完全にユーザーの使い方次第、というあいまいなセキュリティになってしまっているように感じます。
(まぁ、防げないよりいいんですけど。。)
なんとも言い難い感じの結果となっています。
それから、折れ線グラフの割合も少し高めですね。
誤検知が多めということです。
何も問題のないフェイルが消されてしまったりすることが考えられます。
Windows Defenderのサポート
テストの結果は、無料にしては上出来に感じたWindows Defender。
無料のセキュリティソフトで心配になるのは、性能と、もう一つ。
サポートが気になりますよね。
Windows Defenderのサポートは、残念ながら一切ありません。
有料のセキュリティソフトでは、多くが電話サポートまで対応している中で、やはり何もサポートなし、というのはちょっと不安になりますね。
しかし、無料であること、セキュリティソフトの開発・提供をメインとしていないMicrosoft社なので、当たり前とうえば当たり前でしょうか。
Windows Defenderの誕生のわけ
そもそも、なぜWindows Defenderが誕生したわけについても触れておきます。
Windows Defenderができるまでは、Windowsのユーザーは自分でセキュリティの管理をする必要がありました。
私たちが安全にインターネット(パソコン)を利用するためには、ウイルスやスパイウェアなどの、悪意のあるソフトの侵入を防がなくてはいけません。
しかし、実際には目に見えないもの(ウイルス)の対処ということや、自分で行うことの面倒さもあり、なかなか適切なセキュリティ対策を行うユーザーが少なかったんですね。
まだ、セキュリティに関心も薄かったのかもしれません。
なので、たくさんのユーザーがウイルスの被害に遭ってしまうということがありました。
そこで、安全に使用してもらうためにと開発・提供されるようになったのがWindows Defenderです。
最初にお話しした通り、面倒な作業もなく、無料で利用できるので、多くのユーザーが安全に使えるようになるだろうという思いがあったのだろうと思います。
Windows Defenderだけで十分か?
私は、パソコンのセキュリティはWindows Defenderだけでは少し心細く感じます。
リアルワールドテストの内容からも、Windows Defenderの機能を十分の発揮させるには、ユーザーの設定方法が重要になることがわかりました。
そして、サポートがないことも考えると、初心者の私には少し難しいかもしれないという結論です。
しかも、私の場合はアフィリエイトをしていくので、重要な情報をたっぷり入力していくんですよね。
これは、Windows Defenderでは少し物足りないを感じてしまいます。
しかし、リアルワールドテストの結果では、ユーザーの設定に依存しながらも、しっかりウイルスをブロックはできていました。
なので、Windows Defender自体が、セキュリティソフトとして使い物にならない、というわけではありません。
サポートがなくても、ちょっとのことなら自分で解決できるような人や、ネットサーフィンが目的で、重要な情報の入力を考えていない場合などには、Windows Defenderで十分かもしれません。
私は、有料のセキュリティソフトの購入を検討します。